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NIKKOらいふツアーレポート

日光の歴史と自然を守る住民の思いに触れる〜日光市移住体験ツアー 11月23日~26日 3日目

自然の癒しを求めて参加している、移住希望者向けツアー「NIKKOらいふ」。

 

前半は、日光の中心地である今市地区、関東最後の秘境と言われる栗山地区を巡ってきました。


3日目に訪れたのは、観光地としても有名な奥日光。迎えてくれたのは、ため息が出るような雄大な景色でした。

 

家康の御神体が眠る?栗山東照宮へ

栗山東照宮って?

 

奥日光へ出発する前に、栗山東照宮へ向かうことになりました。

 

日光と言えば、日光東照宮。そこは、徳川家康の御神体が祀ってあるとされているところです。


しかし、ここ栗山地区では昔から、家康の御神体は栗山東照宮にあると言われているのだそう。

 

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その栗山東照宮について、大野屋のご主人が丁寧に説明をしてくださいました。

 

実際にどちらに御神体があるかは、はっきりはわかっていないそうです。
けれど、日光東照宮は御神体を開帳することはないけれど、栗山東照宮では定期的に行っていることから、


本当は栗山にあるんじゃないかとこの辺りの人たちは思っている、とのことでした。

 

うーん、奥深い。

 

栗山東照宮を参拝しよう

 

栗山東照宮は、宿泊していた大野屋のすぐ近くにありました。

 

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日光東照宮はたくさんの建物があって大きく広々したイメージですが、栗山東照宮はこじんまりした雰囲気。


鳥居を抜けて階段を上ると、御神体が眠るというちいさな東照宮があります。

 

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小高い丘の上にある栗山東照宮。そこからは栗山地区が一望できて、大野屋のご主人のお話を思いながら、その景色が一番印象に残ったと話す参加者の方もいました。


家康をめぐるエピソードの真偽は定かではないですが、きっと、この地域の人たちをずっと見守ってきた場所なんだと思います。

 

観光の名地・奥日光

 

栗山東照宮を出たあと、私たちは奥日光へと向かいました。
まず目指したのは、標高1,300メートルの位置にある、中禅寺湖などの名所が多い場所です。

 

ひたすら山を登り続けて、「いろは坂」と呼ばれるヘアピンカーブが連続する長い坂道を抜けたら、観光客向けのお店が並ぶ通りが現れました。

 

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ここで自由行動の時間をしばらくとることに。仕事の話を聞く、家を見に行くなど、それぞれの目的に別れます。


私は地域を知るという目的で日光自然博物館に向かいました。

 

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ここでは、奥日光に住む動物や、森・湖といった自然環境に関する展示物を見学できます。


滝の迫力を体感できるブースが、個人的にはいちばん印象的でした。


奥日光がどんな場所なのかを知るのに、オススメの施設です。

そして、次に訪れたのは、自然博物館から徒歩5分ほどのところにある「華厳(けごん)の滝」。

 

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日光には40ヶ所を超える数の滝があり、華厳の滝もそのひとつです。
前日の天候や季節によって、水流はかなり左右されるそう。この日は、少し少なめだったかもしれません。

 

そういえば、日光へ来るときに乗った特急の名前が「けごん」だったことを、ここで思い出しました。

ここでやっと、滝にちなんだ名前だったんだと納得。

 

そして、中禅寺湖と男体山も遠くから見物。

 

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晴れた空と、雪が残る中禅寺湖。写真を撮りに来た人の姿も多く見られました。

 

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ふもとから見上げた男体山。
入り口には「日光二荒山神社」があり、そこでお参りをしてから登山をするんだそうです。

 

山を見上げたその場所、標高1,300メートル。男体山は、それを大幅に上回る2,480メートル。
登山の経験がほとんどない私には、未知の領域です…。

 

でも、こんなに自然の多い奥日光を見下ろすのは、気持ちがいいんだろうな。

 

奥日光の自然を知る

 

自由行動を終えたあとは、さらに200メートルほど上の方へと登って行きました。

湯元温泉や湯ノ湖がある場所です。

 

自然を守るビジターセンター

 

訪れたのは、日光湯元ビジターセンター。
奥日光の自然を守る活動や、観光客の案内などをしています。

 

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ここで私たちは、実際にビジターセンターの方がどのような活動をしているか、お話を伺いました。

 

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森林や湿地、滝などの豊かな自然に囲まれた奥日光。
ラムサール条約登録湿原である「戦場ヶ原」も、そのひとつです。

 

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戦場ヶ原は一時は鹿が増えすぎたために、生態系が崩れてしまう恐れがあったそう。


それを守るための活動として、戦場ヶ原をぐるっと囲むようにして、鹿よけの柵を設置しています。

 

自然を守るためには、ただ放置するだけではダメなんだなと学びました。

 

温泉の源をたどる

 

温泉宿や日帰り温泉の施設が、豊富にある日光。
ここ湯元温泉では、温泉が湧き出ているところを間近に見られます。

 

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胸の高さほどの小屋のようなものがつくってあって、ひとつひとつに実際にある宿の名前がつけられています。

 

小屋の隙間からは、湯気と独特な硫黄の香り。
標高が高いぶん気温はとても低いのに、泉源のまわりはほんのりとあたたかく感じました。

 

足元にも、ふつふつと湧き出ている場所がたくさんあります。

 

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水面に輪ができているところが、温泉が湧き出している場所。


まわりにある緑色のものは「湯の花」と言って、温泉成分でできているもの。お土産としても売られていて、自宅で少量入れるとイイんだそうです。

 

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泉源のすぐ近くにあるお寺。「温泉寺(おんせんじ)」という名前です。

 

ここは、お寺なのに日帰り温泉が併設されているのが特徴。
左側が温泉の入り口で、奥が本殿になります。

 

お参りしたついでにお湯に浸かれるなんて、この場所ならではだな、と思いました。

 

日光名物・湯波を食べ尽くす!

 

たくさん歩き回ったあとは、ホテルへチェックイン。この日宿泊したのは、「休暇村日光湯元」。

 

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この休暇村は、湯ノ湖と男体山を望む場所にあり、その眺めはとても良いもの。

 

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ちなみに湯ノ湖の水面は、冬の間は凍ってしまうそうです。その話だけで、どれだけ寒いかが想像できてしまいます…。

 

しばらく休憩したあと、夕食をいただきました。
メニューは、日光名物の湯波をふんだんに使った湯波御膳。

 

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湯波刺し、湯波鍋、焼き湯波、引き上げ湯波と湯波ざんまい!かなり贅沢です。

 

もともと、この湯元は湯治で訪れるお客さんが多い場所。名物でもある湯波を健康メニューとして提供されています。

 

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こんなに湯波を食べることって普段ないよね、とみんなで話しながらいただきました。
ヘルシーなのにお腹いっぱい。食べすぎたかな・・・と思う。3泊目の食事としてもちょうど良いメニューでした。

 

自然と人が共存する場所

 

ツアー前半で訪れた今市地区や栗山地区と比べて、奥日光は自然と人がうまく折り合いをつけて共存している、そんな印象を持ちました。

 

観光地としてたくさんの人に楽しんでもらいながら、その環境を守り続ける人たちの姿。
この土地で暮らすことにも、来た人たちをもてなすことにも、きっとやりがいや楽しさを感じているんだろうなと思います。

 

最終日である4日目は、今市地区へ戻ってツアーを振り返ります。

 

移住に必要なことは何かを考えよう〜日光市移住体験ツアー 11月23日~26日 4日目